予防接種・健診のご案内

予防接種・健診の予約の取り方について

  • 24時間予約を受付しております。
  • ご兄弟でご予約を取りたい場合は、お一人ずつ予約をお取り下さい。

健診・予防接種は完全予約制となっております。ネットからご予約いただきますようお願いいたします。
県外の方は確認事項がございますので、ご予約をお取りいただいた後にご連絡下さい。

健診に必要な持ち物

  • 母子手帳
  • 受診券
  • おむつ、おしりふき
  • バスタオル

*母子手帳と受診券をお忘れの場合、健診は行なえません。予約は再度取り直しとなります。何卒、ご了承のほどお願い申し上げます。

予防接種に必要なもの

  • 母子手帳
  • 市町村からの予診券票

(岩手県にお住まいの方で、盛岡市・紫波郡以外の方は岩手県広域パスポートをお持ち下さい。詳細は現住所のある市町村にお問い合わせ下さい)母子手帳をお忘れの場合、事故防止のため予防接種は行なえません。予約は再度取り直しとなります。何卒、ご了承のほどお願い申し上げます。

ワクチンの料金について 当院で接種できるワクチンの料金を記載しております。
取り寄せが必要なものもございます。
詳しくはこちらを御覧ください。

予防接種について

細菌やウイルスに感染すると、その病原体に対する抵抗力(免疫)が体内にできることによって治癒します。この原理を応用したのがワクチンによる予防接種です。
ワクチンを接種すると、実際には病気にかからなくてもその病気への免疫ができ、病原体が体内に侵入しても発症を予防したり、症状を軽度ですませたりすることができます。また、感染症のまん延を予防することもできます。

ワクチンは生ワクチンと不活化ワクチンの2つのタイプがあります。

生ワクチン

生ワクチンは病原性を極度に弱めた(弱毒化した)ウイルスや細菌等をワクチンとしたものです。以下のものが該当します。

  • ロタウイルス
  • 麻しん・風しん
  • 水痘
  • おたふく
  • BCG

不活化ワクチン

不活化ワクチンはウイルスや細菌等を様々な処理の工程を行い、無毒化したものです。以下のものなどが該当します。

  • 4種混合
  • インフルエンザ菌B型
  • 肺炎球菌
  • B型肝炎
  • 日本脳炎
  • 2種混合
  • 季節型インフルエンザ

価格表

価格は税込み表記です
(2023年4月改定)

4種混合 12,260
3種混合 6,080
2種混合 5,120
不活化ポリオ※要注文 11,040
日本脳炎(幼児) 8,160
日本脳炎(小学生以上:2期) 7,340
麻しん風しん混合(MR) 10,950
BCG 10,420
水痘 9,680
B型肝炎 6,810
ヒブ 9,550
小児用肺炎球菌 13,250
子宮頸がんワクチン 2価・4価 ※要注文 18,230
子宮頸がんワクチン 9価 ※要注文 31,070
ロタウイルス(ロタリックス) ※要注文 16,290
ロタウイルス(ロタテック) 10,580
おたふく 9,000
A型肝炎※要注文 9,400
麻しん 7,760
風しん 7,760

※不活化ポリオ、子宮頸がん、ロタウイルス(ロタテック)、A型肝炎は、1週間前までにお電話ください。

接種のポイント

1. 接種年齢(月齢)になったらすぐに受ける

ワクチンはそれぞれが接種できる月齢や年齢が決まっています。
接種スケジュールはお手持ちの母子手帳か日本小児科学会のホームページをご覧ください。
重要な点は「接種可能な時期が来たら、すぐ接種する」ことです。
接種可能の期間は幅があるので、この期間ギリギリにでも接種すればいいと考えることはお勧めできません。
かかってからでは遅い、かかる前に接種することが重要!なのです。
予定日より早く生まれたお子さんでも生まれた日からの年齢で接種します。

2. 任意のワクチンも接種しましょう。

現在、任意ワクチンとしておたふくがあります。
受けても受けなくてもいいから任意になっているという人もいますが実際はそうではありません。
おたふくは両側の耳下腺が腫れるだけではなく、無菌性髄膜炎や膵炎、難聴などを合併することがあります。
矢巾町や紫波町はおたふくワクチンに4000円の補助があります。
任意ワクチンを接種することは将来の後遺症を防ぐ意味でも重要であるといえます。

3. 同時接種をすることによって効率よく進めて行きましょう。

同時接種とは複数のワクチンを同時に接種することです。
注射による生ワクチン同士を接種する場合は27日以上あける制限はありますが、それ以外のワクチンの組み合わせでは、前のワクチン接種から次のワクチンの接種間隔に制限はなくなりました。(ただし、ヒブや肺炎球菌、4種混合などの同じ種類のワクチンの接種を複数回受ける場合、ワクチンごとに決められた間隔を守る必要があります。)
注射による生ワクチン同士の接種以外は接種間隔がなくなったため、ワクチンを毎回1つずつ接種しても以前より終了まで短期間になりましたが、複数のワクチンを同時に接種することで必要なワクチンをより短期間で接種を完了することができるようになります。
同時接種しても、それぞれのワクチンの有害事象、副反応の確率が上がることはないとされています。
よって、当院では同時接種により早い段階でワクチン接種を完了することを推奨しています。

4. わからないときは相談してください。

「かぜをひいたけどいつワクチン接種できるの?」
「熱性けいれんをしたけどどれくらい間隔をあけたらいいの?」
「食物アレルギーがあるけど予防接種はどうなの?」
など予防接種を受けるにあたって色々と疑問があるかと思います。
そのようなときは、当院の医師や看護師にご相談ください。

予防接種

母子手帳などに記載がある予防接種スケジュールをご覧いただくと種類も多く、接種間隔も各ワクチンによって違いがあり非常に複雑になっています。
保護者の方だけで予防接種スケジュールを管理することは難しく、医療従事者の助言なしで完了できないと考えています。

当院ではこのことを踏まえ、以下の医療事故防止対策を行っております。

1.予防接種の予約 インターネットによる予約システムで予防接種の予約していただきます。
当院の予約システムは予防接種管理ができるようになっています。そのシステムから予約していだくことで間隔の間違いや接種該当年齢外であればお知らせ機能があるため、間違えを減らすことができます。 また、予防接種専用の時間を設けることにより、感染症に接触する危険性がないようにしています。

2.クリニックにて確認作業を徹底
受付や看護師が予防接種の接種可能日を把握し、確認作業を行っております。
受付時とワクチン準備時と2つの段階で各々のワクチンの接種可能な日付を確認しています。
また、予防接種終了後に看護師から次回の予定日をお知らせします。

3.該当患者さんをしっかり確認
兄弟など複数の児が一緒に接種するときはフルネームでお一人お一人確認させていただきます。

4.医師もしっかり確認
医師の診察時にもワクチンの種類や接種条件を満たしているか確認させていただきます。