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2023年06月22日9価 子宮頸がんワクチン(シルガード9)について

                                                                            令和5年5月22日初稿 6月22日改稿
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✤矢巾町HPのご紹介
💡矢巾町HPには、ワクチンの効果(2価・4価・9価の予防するHPVの型)接種後の主な副反応について掲載しています。一部ご紹介します。

【ワクチンの効果について】
●2価ワクチン(サーバリックス®)および4価ワクチン(ガーダシル®)は、HPVの中でも子宮頸がんをおこしやすい種類(型)であるHPV16型と18型の感染を防ぐことができます。そのことにより、子宮頸がんの原因の50~70%を防ぎます。
●9価ワクチン(シルガード®9)は、HPV16型と18型に加え、31型、33型、45型、52型、58型の感染も防ぐため、子宮頸がんの原因の80~90%を防ぎます。

    2価ワクチン
  (サーバリックス®)
   4価ワクチン
  (ガーダシル®)
    9価ワクチン
  (シルガード®9)
予防するHPVの
種類(型)
〈子宮頸がんの主な原因〉  HPV16型・18型



 
〈子宮頸がんの主な原因〉HPV16型・18型


〈尖圭コンジローマ等の原因〉HPV6型・11型
〈子宮頸がんの主な原因〉
HPV16型・18型・31型
33型・45型・52型・58型


〈尖圭コンジローマ等の原因〉HPV6型・11型

【ワクチン接種後の主な副反応】 接種した部位の症状
発生頻度         2価ワクチン
 (サーバリックス®)           
    4価ワクチン
   (ガーダシル®)
    9価ワクチン 
  (シルガード®9)     
50%以上 疼痛、発赤
腫脹、疲労
疼痛 疼痛
10~50%
未満
かゆみ、腹痛、筋痛、
関節痛、頭痛など
紅斑、腫脹 腫脹、紅斑、頭痛
1~10%未満 じんましん、めまい、
発熱など
頭痛、そう痒感、発熱 浮動性めまい、悪心、下痢、そう痒感、発熱、疲労、内出血など
1%未満 知覚異常
感覚鈍麻、全身の脱力
下痢、腹痛、四肢痛、筋骨格硬直、硬結、出血、不快感、倦怠感など 嘔吐、腹痛、筋肉痛、
関節痛、出血、血腫
倦怠感、硬結など
頻度
不明
四肢痛、失神、リンパ節症など 失神、嘔吐、関節痛、
筋肉痛、疲労など
感覚鈍麻、失神、四肢痛など

詳細は矢巾町HP↓をご覧下さい。ワクチンをご検討中のかたにおすすめです。クリックしてね ( ^o^)ノ
矢巾町ヒトパピローマウイルス感染症予防接種(HPV/子宮頸がん予防ワクチン)について


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✤令和5年4月から
9価ワクチン(シルガード9)の使用ができるようになりました
対象者
○定期接種:小学校6年生~高校1年生相当の女子(11歳~16歳)
○キャッチアップ接種:平成9年度生まれ~平成18年度生まれの10学年(16歳~26歳:令和5年度時)

✤これまでに2価または4価のワクチンを1回または2回接種した方へ✤

交互接種とは?

○原則として同じ種類のワクチンを接種することをお勧めしますが、医師と相談の上、途中から9価に変更し残りの接種を完了することも可能です。
交互接種可能 例
【 2価→2価→9価(○)・ 4価→9価→9価(○)】
✤9価 交互接種ご希望の方へ✤
予約時間の15分前にいらして下さい

医師から交互接種の効果やリスクをご説明致します。






厚労省 HPVワクチン9価 シルガード9について



 

厚労省 HPVワクチン 情報提供資材
 

厚労省 ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がんとHPVワクチン

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