ブログ

2025年06月11日乳幼児期に大切なこと・よくある悩みについて



みなさん こんにちは!
今回はチャイルド総合心理の資格を取得したので、学んだことをお伝えします



乳幼児期に多くある問題として、本当は「親にかまってもらいたい」と思っているのに、気持ちがうまく伝えられず、わざと悪いことをして親の注意を引く(親に怒ってもらう)子どものことを想像してください。この場合、「わざと悪いことをする」ことが問題なのではなく、「自分の本当の気持ちをうまく伝えられないことに問題があります。「気持ちをうまく伝えられない」という問題行動に隠された気持ちを受け止め、一緒に気持ちを整理してみたり、上手に表現する方法を考えたりするbroken heartことが大切な時期となります。
その際、ただ答えを提供するだけでは子どもの自信につながらないので子供の成長のためにも
”一緒に考え、気持ちの整理ができるように手伝いをする”ことが大切です。


乳幼児期の発達課題として3つあります
1.好奇心の制限
→1歳半くらいになると直立で歩行ができるようになり、行動範囲が広がります。さらに成長すると行動範囲の拡大と並行して子どもの探求心はどんどん深まり、「なぜ?」「どうして?」という質問を頻繁にするようになります。この大切な時期に子供の質問をうるさがったり、いい加減に対応したりすると子どもの心を傷つけてしまうばかりか、こうした親のコミュニケーション法を模倣します


2.仲間との遊び

→子供は遊びを通じて様々な生活能力を習得します。1人遊び(2歳~2歳半)→並行遊び(~3歳半)→連合遊び(~4歳半)→共同遊び(4歳以降)という形で、子どもの遊びが発達していきます。遊びの形態が変化する時期、特に並行遊び以降は、遊びの中に自分以外の誰かが存在しているため、他の子ども達から人間関係を学ぶ、非常に重要な時期です


3.愛着関係の形成
→次の幼児期に移行した際に、子どもが母親から離れ、安心して遊び、純粋で自由な質問ができるようになる為には、親と子供との間に安定した愛着関係が形成されていることが必要不可欠です。初めて他者と関係を築くためには、まず親との安定した愛着関係indecisionが必要です





次に、乳幼児期のよくある悩みについてです
①夜泣き

→夜に何度も泣く、あるいは泣いたまま寝付かないことです。夜泣きが発生すると親は生活リズムが崩れて心身ともに疲れ切ってしまいます。当院では夜泣きに悩んでいる方向けに漢方薬の処方が可能ですfrown
 

②自閉症
→コミュニケーションの障害・対人関係の障害・強いこだわりを持つといった特徴の見られる発達障害のひとつです。子どもの特性に対して、どのように関わり、理解すればよいのかわからず、子育てそのものへの自信がなくなり、ストレスを子どもにぶつけてしまう人もいます
 

③トイレットトレーニング
→およそ2歳~3歳の間の第一次反抗期に始められます。この時期の子どもは親からの強制をひどく嫌がることが多く、親は思い通りにならないことに戸惑いや苛立ちを感じることが少なくありません。幼児期の子どもには自我が芽生え始めているので、親からの強制ではなく「自分でやりたい」という気持ちが生まれています。子どもの気持ちを汲まずに強制するとさらに強く抵抗します。子供が失敗してしまう理由は心理的要因だけでなく、身体疾患などが原因の場合もあるのでお悩みの場合はご相談ください
 

④同胞葛藤
→子供は妹や弟が生まれると親や周りの大人の愛情を独占できなくなることに不安を抱き、問題行動や頭痛・腹痛などの身体症状という形で表現することがあります。それを同胞葛藤と言います。上の子の赤ちゃん返りや、下の子をたたく、噛むなどさまざまな形で症状が現れます。対応としては「上の子が思い切り甘えられるindecision時間を作る」ことがおすすめです





乳幼児期には特に上記のよくある悩みで悩んでる方が多いです
もし悩んでいる方がいらっしゃれば
お気軽にご相談いただければと思いますfrown




次回は児童・学童期に大切なこと・よくある悩みについてお知らせしたいと思います




JADP認定チャイルドカウンセラーⓇ/家族療法カウンセラーⓇ

予防接種
記事一覧