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2025年09月01日9/1は防災の日です!!

皆さん、9月1日は「防災の日」です

小さなお子様がいるご家庭では、災害への備えに戸惑う方もいると思います
災害時は慌ててしまい、何もできなかったという方もいます
↓↓そこで、お子様のいるご家庭での備えについてまとめてみました↓↓


①災害時に入手しにくいものを意識して最初に準備しましょう
災害時に欲しいものが、すぐに手に入るものとは限りません。最初に準備しておくとよいものは以下になります↓
□子どもの薬
□スマホ用モバイルバッテリー
□ホイッスル(危険を知らせる用、濡れていても使えるように球が入っていないもの)
□ヘッドランプ(子連れは両手が空くと作業が楽)
□車の給油(半分以下になったら早めに給油しておく習慣を!)
□保存袋、ラップ
坂本昌彦、子どものいる家庭での備え、岬美穂、坂本昌彦(編)
「もしも」に備える災害時子ども支援ハンドブック、診断と治療社、15-22

②母子手帳・お薬手帳の写しを取っておきましょう
母子手帳(予防接種歴や成長発達の記録があるため)
お薬手帳(慢性疾患があるお子様の場合普段飲んでいる内服薬が分かるため)

災害時は普段かかっているクリニックを受診できないことがあります
普段とは違うクリニックを受診した際でも、子どもの状態をすぐに説明できるように
上記2つはコピーもしくは写真を撮っておくことをお勧めします

特に母子手帳は…
出産の状態」、「乳幼児身体発育曲線」、「予防接種の記録」のページ撮っておくようにしましょう


③赤ちゃんがいるご家庭の備え
~授乳が必要な赤ちゃんは避難の際に色々な物品の準備が必要です~

□おむつ(1週間で100枚目安)
□おしり拭き(1週間で200枚目安 手を拭くなど多用途に)
□授乳用ケープ □ミルクセット
□スプーン・紙コップ(紙コップ授乳に使える)
□ラップ(洗い物を減らすためお皿に貼って使う)
□非常食、離乳非常食
□ガーゼ(乳幼児のケアに便利)
□抱っこひも(避難の際に両手が使えて便利)
□ビタミン剤(災害時はビタミン不足になりやすい)
□おもちゃ(子どもが安心できるもの)
坂本昌彦、子どものいる家庭での備え、岬美穂、坂本昌彦(編)
「もしも」に備える災害時子ども支援ハンドブック、診断と治療社、15-22

上記に加え、各家庭で必要なものを事前に準備しておきましょう
内閣府:あかちゃんとママを守る防災ノートより、一部改変
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小学生以上のお子様がいる場合は、
可能であれば「子どもと一緒に準備すると良いでしょう🌼
子どもに準備を手伝ってもらう過程で、なぜその物品が必要なのか子ども自身が理解できれば
災害が起こった時に物品の場所を子ども自身も納得して行動できるからです
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まずは「1日を生き延びる」ことが大切です
そのためにも、いつ起こるか分からない災害に備えることは非常に重要です
これを機に、今一度ご家族で災害時の対応、備えについて話し合ってみてはいかがでしょうか

参考・引用文献:医療スタッフのための「もしも」に備える災害時子ども支援ハンドブック
        発行所 (株)診断と治療社  編集 岬 美穂先生 坂本昌彦先生